研修期間が残り4分の1となった5月の中頃、なんとなくのんびりした気分が味わいたくなったので鶴見線に乗ってきました。

扇町駅近くの踏切。
貨物線専用の踏切で、旅客列車はこの踏切よりも手前で行き止まりとなっています。奥に止まっている貨車は燃料コークスを輸送するためのものだそうです。
猫が住みついている駅として有名で、駅に着いてしばらくするとノソノソと草むらの中から現れました。

浅野駅のホームで同じようなポーズで寝る猫。
この駅にも猫が住みついており、おばあさんが餌を与えていました。

京浜工業地帯の一角を3両編成の205系が走る鶴見線。日中は本数も決して多くはなくまさに”都会のローカル線”という雰囲気ですが、朝夕となると通勤客でごった返すからかワンマンではなく車掌が乗務しています。関西でいう和田岬線と少し似ています。

国道駅。
駅の下は開業以来大きな改修などがされていないため、ホームから階段を下りるとまるで時代をタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。

国道駅のホーム。
大きくカーブしており、車両中央の扉にはかなり広い隙間ができます。なんとなく既視感を覚えるなと思ったら、一昔前の鴫野駅に似てますね。今ではだいぶ様変わりしているようですが…。

一般の人は物理的に駅の外に出られないことで有名な海芝浦駅。夜まで粘って夜景撮りたかったんですがさすがにそこまで待てませんでした。来た電車ですぐ帰るのももったいなかったので隣接している海芝公園で次の電車まで昼寝しましたが、なかなか心地よかったです(笑)
結局、神戸界隈とまでは行かないものの配属は関西になったので6月から再び実家暮らししてます。帰りたくなかったわけではないですが、ちょっと予想外な配属先でした。
まぁ、兎に角頑張るしか無いって感じですね。
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早いもので、社会人になってからもう1ヶ月が経過しました。親元を離れ、都内の某市へ一人移り住んで今は研修で勉強の毎日。思っていたよりかはなんとかやっていけてるかなってのが今の状況です。
GWは比較的長めの連休がもらえたので実家に帰ってました。飲みやらなんやらで1日じゅう家にいるってことはなく、家族とゆっくり話したりする時間があまり取れなかったのはちょっと申し訳なかったかな…。
研修は今月いっぱいでそのあとは各々の配属先へ散り散りになるという流れなのですが、研修期間の終盤ギリギリまで配属先がわからないので、どこに配属になるのかと同期と予想しながら不安を煽るのを今はただただ繰り返しています。地元で仕事したいって気持ちはありますが、6月以降も東京に残るのであればそれはそれでいいかなとも思ったり。とりあえず、3週間後の自分がどうなってるのか。そんな不安が頭のなかでモヤモヤとしている感じです。
「おじさん電車」。
小さいころ、神鉄に在籍していた工事用列車のことをこう呼んでいました。実際、古いのは足回りだけで車体は1100系よりも新しかったりするのですが。
当時はいつどのような用途で使っている車両なのかもわからず、鈴蘭台の留置線に止まっている姿をただただ眺めているばかりでしたが、ある日の小学校の帰り道に、茶色い車体が鈴蘭台方面へと走る光景を初めて目にしました。
赤い車体ばかりの神鉄で一際目立つ見た目。
吊り掛け駆動独特の重低音。
機械油のにおい。
五感の一部に訴えかけられる非日常な感覚こそが、まさに「おじさん電車」の魅力でした。
走っている姿を毎日見ることができるわけではない。それでも、日中に決まったダイヤが設定されていたのでプラッとカメラを持ちだして出かけた時にたまたま見かける、なんてこともしばしばありました。
時には、イベント列車の運行日と重なってサプライズゲストとなることも。
昼間の仕事を終え、桜咲く鈴蘭台駅へ。
しかし、近年に新型のモーターカーが導入され、役目を奪われた「おじさん電車」は701形+760形のホッパ編成、750形電動貨車の順で廃車となりました。
750形が走る姿を収めた写真は、廃車になるおよそ1年前のこの日が自分の中で最後でした。もう少し追っかけてもよかったんじゃないかと思っています。
2013年に廃車となってからはおよそ1年間見津車庫の片隅に留置され、10月のトレインフェスティバルでは本来の展示車両ではないものの、間近でその姿を見ることができました。
そして、2014年3月。いつもならそのまま見津で解体されるはずが、なぜか市場へ。淡い期待を抱きつつ真夜中に車を走らせ市場へ向かいましたが、751号は荷台部分を残して姿を消し、752号もその時を待つかのように佇んでいました。
これを以って、神鉄で茶色い塗装を纏う車両は鈴蘭台車庫の入換車のみとなり、本線走行できる吊り掛け駆動車は名実ともに姿を消したことになります。
表舞台で活躍していたわけではない。けれども、存在感は決して薄くなかった。そう思います。
いないとわかっていても、今日もどこかにいるような気がして姿を探してしまいそうです。
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sletta
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