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3月20日。5年前のこの日は阪神なんば線が開業し、阪神電車が長い間夢に見ていた近鉄との直通が実現した日です。



三宮3番線より出発する近鉄直通の一番営業列車。まだ2番線が神戸・姫路方面、3番線が三宮折り返し用だった頃です。この5年間で阪神三宮は劇的に変化しました。
土休日の現行ダイヤの快急は開業当時と同じく三宮7:43が最初ですが、朝の3本は新開地始発へと運転区間が延長されました。これが2012年の同じく3月20日の出来事です。



阪神は4月より現在の「三宮」から阪急と同じ「神戸三宮」へと駅名を変更する予定で、LED式方向幕を搭載した車両では既に駅名変更に対応しているものも。写真の表示が見れるのもそう長くはありません。



西大阪線時代は7801形や青胴車が運用され、当初計画の西大阪延伸線の運用車両は3801形を使用する予定でしたが、最終的には1000系の新造と9000系の直通対応工事で充当車両を賄うことになりました。3801形を6連固定に改造した8901形は阪神なんば線の開業を目前にして解体されてしまったため、阪神なんば線に名称変更してから赤胴車が走ることはありませんでした。



改札階とホーム階の間にワンフロア置いてるため、開放的な天井が特徴のドーム前駅。阪神なんば線開業前は京セラドームから神戸方面へ帰る際、JRか地下鉄で一度大阪へ出る必要がありましたが、開業後はダイレクトに神戸方面へ帰ることができるので利便性は非常に向上しました。問題はイベント終了時の本数ですが…。

今春からはひとまず団体専用での近鉄特急の乗り入れが開始され、これからも成長が期待できる阪神なんば線。いつの日か姫路までの直通列車が実現するといいですね。
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クッソ寒かった(迫真)






京セラドーム大阪と東京ドームで行われたPerfumeの2大ドームツアー、「LEVEL3」。
25日の最終公演も無事終わったということで、レポを書いていこうかと。
※京セラ公演の両日とも参戦しましたが主に1日目のレポです。

【自宅~会場】
普段何気なく使っている電車が、Perfumeとのパーティー会場へ誘ってくれると考えると無性にワクワクしてきますよね。4ヶ月前、タイガースの試合を観戦したあの場所で、と考えたら尚更でした。
そんな僕はこの日、数日前に拗らせた風邪のせいで熱こそ活動できるレベルまで落ち着いたものの、喉の調子は万全ではありませんでした。こんなコンディションでまず最初に困るのはグッズ販売。欲しいものをスタッフに伝えようにも、あのガヤガヤの中では聞き取りづらいかもしれない…ということで紙にリストアップして行きました。結局はそれ全部読み上げさせられたんですけれどね…まぁスタッフも「こいつ喉やらかしてるな」って気付いてただろうけれどミス防止のためのルールでもあったんだろう。仕方ないですね。

グッズを手に入れたあとは、時間に余裕もあるということで一旦難波で昼食タイム。1時間ほど時間を潰して再度ドームへ戻ると、駅階段の付近でボートレースのビラを配ってる人がチラホラ。その内の1人の女性が「P.T.A.のお姉さんお願いしまーす!」と声掛けをしていたのにはちょっと笑いそうになりました。

収容人数も多いからか開場は開演2時間前でしたが、外にいても寒いだけだったので開場すぐに中へと入りました。Supported by チョコラBBということで、開演1時間前から15分おきにチョコラシリーズのCMが3種類流れました。映画の上映前とかもそうなんですが、CMが流れた直後の一瞬の静寂がまた興奮を増幅させるかのような感覚がして非常に心地よかったです。


【開演】
○セトリ
・Enter the Sphere
・Spring of Life(Album-mix)
・Magic of Love(Album-mix)
(MC)
・1mm
・Clockwork
・ポイント
(MC)
・ふりかえるといるよ
・Sleeping Beauty(衣装替え)
・Party Maker
・Spending all my time(Album-mix)
・コンピューターシティ
・エレクトロワールド
・ジェニーはご機嫌ななめ
・ワンルーム・ディスコ
・未来のミュージアム
(P.T.A.のコーナー)
・だいじょばない
・ポリリズム
・チョコレイト・ディスコ(2012-mix)
(MC)
・MY COLOR
・Dream Land
※MCのタイミングは後半曖昧です。

開演5分ほど前からオーディエンスの手拍子が鳴り始め、気分が高揚しつつある中で照明が落とされいよいよスタート。『Enter the Sphere』の重低音が響き、3人の登場。今回のツアーでは「3人が高所へ上がる演出がある」という噂を聞いていましたが、なんと初っ端から高所からの登場。センターステージに設けられた球状のセットの上部から神々しい後光を纏い姿を見せました。その後一旦下に降りたあとは謎の形に3本伸びたステージの先端に上手側からのっち、あ~ちゃん、かしゆかの順で登場。

間髪入れずに『Spring of Life』と『Magic of Love』のAlbum-mixを披露。『Spring of Life』では途中のソロダンスの部分で、座っているあ~ちゃんがかしゆかとのっちに腕を引っ張られ立ち上がるパートがありますが、3人とも距離が離れているにも関わらず見事にシンクロした動きを見せたのが印象的でした。
MCは前回のJPNツアーと比べて1回あたりの時間がかなり長めでした。久しぶりの日本でのワンマンライブだったせいか特にあ~ちゃんのテンションがおかしなことになってましたが…。

そしてドームツアーのスポンサーであるチョコラBBのCM曲でもある『1mm』へ突入。ステージバックのスクリーンには曲に合わせて歌詞が様々なモーションで表示されていました。表示されていた歌詞のモーションはMVと同じだったように思います。

その後『Clockwork』へと続き、地上波はおろかライブでさえも初(?)となる『ポイント』を披露。ここで3人の位置が上手側からかしゆか、のっち、あ~ちゃんとなり、曲の途中で3人がクレーンで高所に上がりました。アリーナとスタンドの前の方ならかしゆかのスカートの中見えてたんじゃないのかな…羨ましい←

このクレーンの動きには2パターンあり、のっちのいたステージのものは一周して元の位置に戻るという動きでしたが、かしゆかサイドとあ~ちゃんサイドのものはセンターステージから伸びたさらに先にある離れ小島への橋となるような構造になっていました。橋が架けられると、クレーンが元あった場所には必然的に溝ができますが、この溝は『ポイント』の曲が終わるまでにスタッフの手で板のようなものがはめられ埋められていました。こんなところにもチームPerfumeの人海戦術が活きているのですね(このカラクリは1日目の打ち上げでファンの方が仰っていたのを聞いて2日目に実際に確認しました)。
あ~ちゃんの幼少期の金縛りヨダレだらだら事件のエピソード、『ふりかえるといるよ』と続いて『Sleeping Beauty』。『Butterfly』と曲調が似てるから、ということではないですがここで衣装替えです。開演前に行われていた3Dスキャン体験で得られたグラフィックデータはここで活用されており、映像中のあ~ちゃんに摘まれた「当たり」の人は画面にズームアップして映されておりました。ちなみにかしゆかに摘まれていたのはMIKIKO先生だそうです。

ここから『Party Maker』に繋がるのですが、大勢のファンの3Dスキャンデータの集合体が「Party Maker」という文字を象る、まさにPerfumeの3人だけでなく、ファンも一体となってライブというPartyをMakeするのだということを象徴するかのような演出は、鳥肌が立ちました。『Party Maker』では「10人のかしゆか」ならぬ「3人の○○(あ~ちゃん、かしゆか、のっち)」が現れ、場内の興奮を最高潮まで引き上げました。

『Spending all my time』ではプロジェクションマッピングを前面だけでなく後面からも映しだすという贅沢よう。これまた1日目にファンの方から言われて初めて知りました(1日目の観覧位置からだと見えなかったというのもあります)。

ここからは古参曲の畳み掛け。『ジェニー~』では「Perfumeカー」に乗ってサンタコスに変化した3人がバックネット付近にある小島まで移動。小島で『ワンルーム・ディスコ』を披露したあとは再びカーに乗って『未来のミュージアム』。フリなし、生歌の『未来のミュージアム』はかなりレアだったのではと思います。

P.T.A.のコーナーではおなじみのコール&レスポンスに加えてクリスマス仕様の振り付けも。「サンタ!…トナカイ!…」は両日とも同じでしたが2日目は「クツシタ」も追加。東京ドームではさらに「ユーキダルマ」も追加されたようで、複数公演に参加な方をも飽きさせない一工夫が感じられました。

『だいじょばない』『ポリリズム』『チョコレイト・ディスコ』でラストスパートをかけて〆は『MY COLOR』で気持ちよく会場の空気を一つに。曲が終わると一度3人は裏へ引いて、普段のアンコールとはかなり短い間を置いて最後の曲、『Dream Land』。曲終盤でセンターステージへ3人が集まり、球状のセットが閉じて終演となりました。


【考察】
風邪の病み上がりということで裏声で叫べないような喉のコンディションでしたが、それでも『ジェニー~』では喉を潰す勢いで叫んでましたし、2日間通して完全燃焼できたんじゃないかと思います。ただ、『Party Maker』という最高のアッパーチューンがありながら場所柄ジャンプができなかったというのは少々残念にも思いました。1日目のP.T.A.のコーナーでは3人も「跳んで!」と煽ってましたが2日目ではそれがなくなっていたのを見ると、京セラのジャンプ規制はガチなんだなと感じました(たまたま言わなかった可能性もあります)。

3年前の東京ドーム以降のPerfumeのライブは3人のダンスだけではなく、ライゾマティクスの参入によって技術的な演出も増えたので色んな所に目を配らないといけなくなったので大変ですね(笑)。それでもやはり一番注目すべき点は3人に収束します。まぁPerfumeのライブだから当然っちゃ当然ですが…。そんな中でも『ポイント』のクレーンの溝埋のようにスタッフの原始的な作業に頼るアナログな部分があるのがまた面白いなと感じます。デジタルとアナログのちょうどいいバランスがPerfumeに惹きつけられる「ポイント」なのかな。


今回のドームツアーでいつものライブと大きく異なった点。それはMCの長さ、アンコール前のインターバルの短さ、そしてアンコールの曲数です。直二三ツアー大阪1日目のアレを除けばMCは程よい長さで、アンコール前のインターバルは少々長めで曲数は2曲くらいというのが通例ですが、今回は普段に比べると明らかにそれらの総時間に対するMCの比率が高く、逆にアンコールの比率は低めでした。

ここからは完全なる推測ですが、3人も口を合わせて言うように10月に発売された「LEVEL3」というアルバムはまさにこのドームツアーのために作られたアルバムであり、裏を返せばこのドームツアーもまた、アルバムの味を最大限に引き出すために演出やセトリなどが組まれたある意味特別なライブだったのだと思います。これまでのツアーでもアルバムに沿ったコンセプトはありましたが、今回はそれ以上にアルバムの素の味を押し出して、「これがLEVEL3のPerfumeだ。」というのを見せてきたふうに感じました。ゲームで例えるなら、今まで手に入れてきた武器や防具などを一切取り払った初期装備の姿。

このようなことを述べる根拠はというと、アンコールにあります。『MY COLOR』のあと、あまり間を置かずに『Dream Land』へと入ることで、アルバムのトリである『Dream Land』までがライブの本編なのだと思わせる演出にさせたのだと考えます。そして、アンコールを1曲に絞ることで余計な味付けをしなかったのでしょう。その結果、アンコール部分の時間が絞られた分MCに割ける時間が長くなったのだと推測します。
それならば間を置く必要はなかったのではとも思いますが、そこは今までのPerfumeのライブの慣習を踏襲したからかと思います。

アルバムだけでなくこのライブの演出にもまた、「断片的でなく最初から最後まで通しで聴いてほしい」という3人の思いがこめられていたのではないでしょうか。ですので、文中でアンコールという語句は使用していますが個人的に今回のライブにアンコールというものは存在しないのでは、とも思っています。『Dream Land』をアンコール曲としたのなら、それは「LEVEL3」を最初から最後まで「通し」で聴いたことにはならないような気がするからです。



もしかすると、Perfumeのライブレポでここまで深く考察したのって初めてかもしれません。尤も、この推測は今後ライブDVD/Blu-rayがリリースされてそのプログラムリストにどう表記されてるかによって変わってきます。あくまで個人的な考察としてご覧いただけたらと思います。

おそらくこれが今年更新する最後の記事になるでしょう。来年以降は社会人になることもあって更新する機会がさらに減少するかと思われますが、ご了承ください。

ではよいお年を。

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sletta
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