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去る7月29日、ダイヤ改正が実施された神戸電鉄。
5月末に有馬口駅構内で脱線事故が起きて以来、脱線箇所の分岐機を含んだ配線の一部を変更した上で暫定ダイヤとして運行されていましたが、今回のダイヤ改正はそれらの影響を踏まえた上で行われました。そのため、主に有馬・三田線の平日ダイヤにおいて動きの見られた改正となりました。

まずは有馬口の配線変更の様子から。


▲有馬口1・2番下り出発信号機


▲3・4番ホームから有馬方を望む

従来の配線では、1~4番すべての番線から有馬温泉方面へと進入することができるようになっていましたが、配線変更によってダブルスリップスイッチポイントの使用を停止し片開きポイント(写真中央)と交換したため4番線からでしかアクセスできなくなりました。なお、1~3番線と4番線への片開きポイントは現在でも残っていますが4番線側へ鎖錠されています(写真の白い建物の右端あたりに写っているポイントがそれ)。

続いて、ダイヤ改正で見られた主な動きをいくつか。

●朝ラッシュ時の運行区間の変更

改正前のダイヤでは6~7時台に計7本の有馬温泉直通列車が運行されていました。ところが、上述の通り新開地方面から有馬温泉方面への直通ができなくなってしまったため減便及び行先の変更が行われています。


▲夕ラッシュ定番の列車が朝にも登場。


▲何年か前のダイヤ改正までは夕ラッシュにちょこちょこと見られた列車。

まずは「普通 岡場」と「普通(準急) 谷上」の設定。
岡場行き自体は改正前も設定されていましたが平日の夜に2本のみの設定でした。今回の改正で平日と土休日の朝に1本、平日の夜に3本、土休日の夜に1本の設定となりました。ただしこれは管理人の最寄り駅基準(有馬口以南)の話であり、それ以北となるとまた話が変わるので悪しからず。単に改正前の時刻表が手元にないので比較しようがないってだけですが…。
谷上行きといえばここ数年は深夜の1本のみという希少度の高い行先でしたが、今回の改正では平日の朝に3本が加えて設定されました。内訳としては新開地発と鈴蘭台発の「普通 谷上」、新開地発の「準急 谷上」がそれぞれ1本ずつ追加されています。土休日は引き続き深夜のみの運行です。


▲直通ができなくても接続はできるじゃない!とでも言いたげである。


▲谷上駅の電光掲示板。ROMに収録されていないのか、駅自動放送での列車の案内はなし。

なんといっても驚いたのが「普通 有馬口」の新設。
大体想像はつきますが、有馬温泉までは行けないけれどもとりあえず有馬口までは本数を維持しようという目論見で設定されたのだと思われます。平日のみの設定で朝に新開地発の列車が1本、夜に谷上発の列車が2本あります。さて、改正前後の時刻表を比較してみると、どうもこの有馬口行きは有馬温泉行きをそっくりそのまま区間短縮したわけではないようで、夜については編成両数はそのままに改正前の有馬温泉行きが岡場行きに、改正前の岡場行きが有馬口行きにといった具合で変更されています。朝については有馬温泉行きが有馬口行きに変更されている形になっていますがこちらは4両から3両へと実質の減車になっています。

尤も、最終計画では有馬口駅構内にダイヤモンドクロッシングを設けて2番線からのみではあるものの新開地方面から有馬温泉へ直通できる配線になるようなので、これが完成すると有馬口行きの設定はなくなるかもしれません。記録するならお早めに。


●三田方面からの鈴蘭台行きの増発


▲乗り換えが面倒くさいの一言に尽きる。

改正前の9~18時の鈴蘭台行きは計3本でしたが、改正後は倍の6本に増加しています。おそらく走行距離数の調整等が絡んでいるのかもしれません。鈴蘭台での乗り換えが面倒くさいとは書きましたが、新開地行きとの接続はしっかり行なっているのでその辺は安心ですね。


●有馬線末端区間の全列車3連化


▲折しも1120Fが末端区間のピストン輸送に。

前回の改正で直通列車を除くと大半が3連化されてはいましたが、今回の改正で有馬線の有馬口~有馬温泉間についてはすべての列車が3連での運行となりました。ちなみに、現在の配線で新開地方面から有馬口4番線へ入線させようとすると、まず1番線or2番線を経由して三田方面へ進み、折り返して3番線を経由して新開地方面へ進んでからようやく4番線へ入線となるため、入換の手間を省くというのも一因かもしれません。


その他の動きとしては朝の三田方面の急行が1本も走らなくなりました。これでのんびり通勤できますね()


●車両の動き

だいぶ前の記事に1122Fが3連化されたことは書きましたが、上記の写真の通り、1120Fも加えて3連化されました。編成パターンが同じ2ドア4連の1116Fについては現時点では特に動きがないためひとまずはこの2編成のみの施行ということでしょうか。


▲最期のときを待つ。

もう3ヶ月ほど前の話になりますが、とうとうデヤが見津へと回送されました。手が加えられている様子はまだ見受けられませんでしたが、解体の日は遠くはないでしょう。また、1122Fと1120Fの3連化で余剰となった1124号と1126号については仮解体された状態でまだ鈴蘭台車庫に留置されています。
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峠へ。

六甲の峠を駆けるこの鉄路には、まだ知らぬ魅力がたくさんあるはず。
さて、このS字を抜けた先には果たして…。

WB.



写真のみせ方を変える一つの方法として、ホワイトバランス(WB)を弄るという方法があります。ブログやflickrの写真を見てると分かる人はなんとなく分かるかと思いますが、自分は基本的に「太陽光」にWBを設定して撮っています。本来はその場に適した色合いに合わせた上で撮るのが無難なんですが、あえてずらすことで肉眼では感じ取れないような雰囲気を出せるといったところにWBのおもしろさがあるのかなと思います。ちなみに「太陽光」では少し暖色がかった感じの仕上がりになります。

上の写真は先日撮った一枚で、この前日に地下鉄を撮ったとき「蛍光灯」に設定してそのままだったのでかなり青みがかった感じの写真になりました。地上で撮ると変に青くなって気持ち悪い見た目になることが多いのであまり好みのWBではないんですがこれはこれでありかも…?


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sletta
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