午前0時を少し回った鈴蘭台駅。
今日一日働いた、遊んだ人たちとともに、
"赤い山登り"たちもまた、寝床へ就く頃。
24時33分発、谷上行きは、
「あとひと頑張り」と呟きつつ、
人気のまばらなホームで乗客を待つ。
今や夜中だけの存在となった、"谷上"の表示を掲げる列車。
この日の彼は、どことなくいつもより際立って、
明暗のコントラストを放っていた。
「時間だ。」
隣に立ったのは最終志染行き。
そして二人は、明日の一番列車へとバトンを繋ぐため、
寒い夜空の下へ走り出した。
楽しいこと、辛いこと。
いろいろ会った一年でしたが、なんとか終われそうでなによりです。
地球滅亡説だのなんだの言われてますけれども、来年もより楽しい一年になればと願っております。
それではみなさん良いお年を。
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sletta
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